発泡スチロールは産業廃棄物なの？｜発泡スチロールの加工ならお任せ下さい。

事業活動に伴い発生した発泡スチロールは、廃プラスチック類に該当します。これは産業廃棄物の一種です。
産業廃棄物として発泡スチロールが出やすいのは、スーパーやコンビニ、魚市場、倉庫などの物流拠点、大型商業施設などです。
発泡スチロールは軽量でクッション性がある他、衛生的で水にも強いことから、主に生鮮食品の容器や電化製品の緩衝剤などに使用されていて、物流業界では緩衝材として重宝されています。
また、オフィスや店舗を移転したり閉店したりした際には、家具や家電の緩衝材や容器として使用された大量の発泡スチロールがゴミとして出るケースが多く見られます。
発泡スチロールは産業廃棄物であるため、処分の仕方によっては周辺環境や自分たちにも重大な悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、発泡スチロールを処分する場合は、法律で定められた方法に則って取り扱わなくはいけないのです。
くれぐれも私有地で発泡スチロールを燃やしたり、溶かしてから処分したりするようなことはしないでください。
発泡スチロールを燃やすと、真っ黒なススが発生することがあり、このススは二酸化炭素の発生に由来するものであり、閉塞空間において最悪の場合、酸欠症状を引き起こすこともあります。
一昔前には私有地でゴミを焼却処分する場面をよく見かけましたが、現在は違法行為にあたります。
発泡スチロールは、その性質上そのままではかさばるため、溶剤などで溶かして容積を減らしてから処分している企業もあるようです。しかし、こういった溶剤の使用には危険を伴いますので、発泡スチロールの処分に用いることは避けましょう。
また、発泡スチロールを溶かす過程で有毒ガスが発生することもあるので非常に危険です。